量子エレクトロニクス研究室(永井グループ)

High-brightness electron, ion and photon beam for material analysis

液体金属Li電子源の開発


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カーボンナノチューブ(CNT)電界放射型陰極を用いたX線顕微鏡の開発を行い、0.4μmの分解能を得た。しかしながら、プローブ電流(ターゲット電流)が小さいためにX線強度が小さく、実時間観察は困難であるという問題がある。
そこで、X線顕微鏡の高分解能化かつ高出力化を目的として、CNT陰極よりも3桁高い放射角電流密度(単位立体角あたりのプローブ電流)が得られる液体リチウム陰極のX線顕微鏡への応用を試みている。

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